今回のテーマは「経絡と身体の動き」
東洋医学の考えでは、人体には経絡と呼ばれる
気(エネルギー)の通り道があり、
これが12本、体中を循環しています。
この経絡上にあるのがツボと言われる経穴です。
この経絡の循環が良ければ、
身体は正常で健康的。
しかし、どこかで経絡の流れが阻害され、
流れが悪くなると身体に不調が起こります。
川の水が絶えず流れているときれいな水ですが、
流れが止まって水が流れていない場所では、
水が腐ります。
身体も経絡の流れが悪くなると不調になるのです。
では、その経絡の流れが良いか悪いかは
どう判断するのかと言うと、
身体の動きから診ることができます。
例えば、腰を曲げて足の後ろ側が突っ張るとします。
これは、足の後ろ側を流れる
経絡の流れが悪いことを意味します。
手を後ろに引いたときに
肩の前側が突っ張ったり痛んだりする場合は、
肩の前側を走る経絡の異常と診ることができます。
このように身体を動かした時に、
どこに違和感や痛みを感じるかで
どこの経絡の流れが悪くなっているのかを知ることができ、
治療に活かすことができます。
経絡の異常を調べるには、身体の動きを診るだけでなく、
問診や脈診、腹診、顔色、舌診断などなど
様々あり、それらを複合的に判断することが基本ですが、
動きからもかなりのことがわかるように思います。
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